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CES2016 視察レポート(その2:ブース研究篇) (3/3)

すこしお話が変わりますが、CES2016全般において、映像コンテンツは、“長尺のコンテンツで、製品の機能や企業メッセージを丁寧に伝える”というよりも、“短尺のコンテンツで製品や企業の世界観/ビジョンをアピールする”ために使われている傾向が強いように感じられました。
もちろん、長い待ち時間のあるブースでは“長尺のコンテンツ”が使われていたりもしていましたが、それ以外の多くは“足をとめてじっくり見てもらう”というよりも、“少し目に入っただけで感じてもらえる”ことを念頭においているんだな、と感じました。
(このあたり、意味合いは違えどSNS広告用の映像やデジタルネージ映像に通じるものがありますね。)

続いて、「象徴展示エリア」についてです。

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「カテゴリーコンセプト映像」が流れるLEDの麓にて、各カテゴリーを象徴するプロダクト&サービス展示が展開しています。来場者と説明員のコミュニケーションの場となるとともに、プレゼンテーションステージもここで行われていました。他のブース含め、プレゼンテーションはMCによるきちっとしたものではなく、おそらく社員の方によるアドリブ感の強いもの、来場者との掛け合いがあるものがほとんどでした。

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「象徴展示エリア」の周りには、関連するプロダクト&サービスが展示されるエリアが展開されています。カウンターが設置されるなど、来場者と説明員がコミュニケーションするための場としてデザインされているように感じました。

以上、CESのSAMSUNGブースについて、所感を交えてのレポートでした。

最後に

アメリカのオープンマインドなお国柄によるものが大きいのかもしれませんが、“製品や企業の世界観/ビジョンといった抽象的なもの”は映像コンテンツで感じてもらい、“プロダクトやサービスの機能といった具体的なもの”は、来場者と説明員のコミュニケーションで詳しく知ってもらうという棲み分けは、とても「イベント」というプロモーションの特性に合ったスタイルだな、と感じました。

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