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CES2016 視察レポート(その2:ブース研究篇) (2/3)

続いて、ブース内部です。

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写真ではなかなか伝わりづらいのですが、暗くて閉じられたゲートを抜けた先に、明るくて抜けた空間が展開するという空間演出によってブース体験が始まります。ローマ時代の神殿でも使われている歴史のある(?)演出なのですが、このなんともいえない“気持ちよさ”とともに“ブランドと触れ合う体験”は、イベントをはじめとした体験型プロモーションならではの手法ではないでしょうか?

ブース内は、ブースを2分する「参道」を挟む形で6枚のLEDが配されており、そのLEDにより、やわらかく6つのカテゴリーにゾーニングされています。

  • image6たとえば、『FAMILY HUB REFRIGERATOR』ゾーンの場合、ゾーン入り口につられたLEDにて、“ゾーンコンセプト映像”を上映、その麓に“象徴展示エリア”が、そしてその周りに“関連する製品やサービスを紹介するエリア”が広がるといった構成です。
  • image7他のゾーンについても同じ構成となります。
  • image8『SAMSUNG pay』ゾーン。
  • image10「ゾーンコンセプト映像」は、6つのカテゴリー別に“SAMSUNGの製品/サービスを介したIoTがもたらす価値を、生活者目線で描いた映像”を連動上映するといった演出でした。

「コンセプト映像」は1分程度のループ上映となり、 “多岐にわたるプロダクト&サービスを整理し、来場者をナビゲートするための装置”として考えると、「コンセプトグラフィックバナー」としたほうがコスト効率、情報伝達効率がよいかもしれません。

ですので、この「コンセプト映像」は、“整理/ナビゲートするための装置”としての位置づけはあくまで2次的なもので、 “テーマワードの抽象度を下げ、SAMSUNGが提供する価値をより具体的にメッセージングするための装置”としての位置づけが強いのかな、と感じました。(言い換えるなら、もっとも来場者に伝えたいことは「価値」であり、プロダクト&サービスは「価値」を具現化した「最新の事例」である、というスタンスを感じました。ちなみに、LEDの裏側にはきちんとグラフィックでゾーン名が入っていました。このあたりも抜かりないですね。)

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